浜岡原発を見てきた
2014年3月23日(日)、日曜日の礼拝に静岡県御前崎市の南遠教会と牧之原市の相良教会まで行ってきたのだが、もう一つ、アトムの光が輝く(止まっちゃってるけど)中部電力浜岡原子力発電所の《参拝》も目的の一つだった。
まずは参道の鳥居をくぐる(実は後ろの突き当たりに池宮神社というのがあり、その参道だった)。
原発に隣接して浜岡原子力館という展示施設がある。
本館の手前に新エネルギー館という建物があり、風力発電、太陽光発電、燃料電池に関する展示がある。
なぜか、この建物では節電中だ。
新エネレギー館を出て進むと原子力発電の説明をする本館がある。
早咲きの桜が咲いている。本館を見上げれば、あのブリッジはまさしく展望台。
期待して、展示の数々は一切目もくれずエレベータに向かう。
ガーン
しかし、まぁ、よく見て瞼に焼き付けておくことにする。
展望台には警備員さんがずっといるみたい。たぶん、写真を撮ろうとするのを制止するためと推察。
原子力発電などというといかにもハイテクなのだが、発電の原理自体は水蒸気の力でタービンを回して発電機を動かす。
要するに発電に関わる部分は蒸気機関なのだ。
で、その蒸気を発生させる=お湯を沸かすための熱源が、石炭やガスの燃焼ではなく、核分裂によって発生する熱を使うということだ。
原子炉の実物大模型や今建設中の防潮壁の実物大模型もある。今回は時間の都合上パスするが、じっくりと見ておいた方がいい施設だ。
展望台から写真を撮れなかったので、今度は海から狙う。
非常に高い防波堤が作られていた。
海ではサーファーたちがサーフィンをしているが、ひとたび事故が起きればサーフィンどころではない。
このあたりに住むことも出来なくなる。
沖合には冷却用の取水塔があり、海底のトンネルを通って海水が原発まで運ばれる。
海面から原発までの高さ、高いか低いか? 地形にもよるだろうが、女川では1階が水没した病院はこのくらいの高台にある。2台のクレーンは防潮堤の工事だろうか?
警備員がここにも。
隣接地でも何か工事をしているが、これは防潮堤ではないような気がする。
相良教会の礼拝を終え、なぶら市場での買い物の後、南遠教会に戻る途中、正面に原発が見えたので1枚。前を走っているのは桑牧師の車。
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