小岐須渓谷(2016年1月)

小岐須渓谷に行ってみた。東名阪道鈴鹿インターから山の方へ向かっていくと、県道11号にぶつかる。これを右(北)へ行けば椿大神社、左(南)へ行けば小岐須渓谷への林道と交差する。

小岐須渓谷map

小岐須渓谷map


流れている川は御幣(Ombe)川という。御幣林道を少し行くと採石工場の中を道が通っている。これを抜けると間もなく山の家がある。山の家の対岸に尖った石灰岩の峰が突きだしている。
石大神(しゃくだいじん)という。
160105_163115s
説明板があり、こう書いてある。
「鈴鹿山地は東側が一志断層系によって境される断層地形の地塁であり、山系中には多くの北西-南東方向及び北東-南西方向の断層群が発達して、山地の渓谷は適従谷を形成し、断層によって形成された断層微地形はケルンバットが点在している。
石大神の地形は、鈴鹿山系中のケルンバットの一つであって、石大神の南西側の鞍部が西北西-東南東の走向の断層の通る所である。
また、主として石灰岩で構成されているので、石灰岩溶食地形(カルスト地形)と断層微地形のケルンバットが合成された地形であって、鈴鹿山地の他のケルンバットと比べて急峻で錐状岩柱形の地形を示している。
このような自然景観は、三重県において当地のみにみられるものである。この特異な形のために古代より信仰の対象になったきた。}

よくわからないので。ケルンバットを調べてみた。「断層突起のこと」。
ケルンコルというのが反対に「断層鞍部」で、ケルンバット・ケルンコルということばは日本だけでしか使われていない国際的には死語だそうだ。

山の家の下には鮎止めの滝がある。
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最初は最下段の大きな滝にしか気がつかなかったが、見る場所を変えると、その上にさらに2段ある。ただし最上段は堰堤のような気もする。もう一度現地に行って確かめたい。雨の少ない時期にもかかわらず、この滝の水量は豊富だ。それに、滝壷も深そうだ。
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ここからしばらく上流に行くと屏風岩がある。
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今回は時間も遅かったので行かなかったが、春に撮った写真を掲載しておく。
大きな岩を長い年月をかけて川の水が削り取っていったのだろう。天然の岩の掘割だ。
吊橋がかけられ、橋のほぼ中央から撮った写真である。
東京都檜原村の神戸岩(かのといわ)と同じようだ。ただし神戸岩のような100mもあるような高い岩ではない。

東京都西多摩郡檜原村神戸(かのと)にある2013年6月3日撮影

東京都西多摩郡檜原村神戸(かのと)にある2013年6月3日撮影


神戸岩は川の幅が狭い。そして左岸の岩に細い道が付けられ、鎖に掴まりながら通り抜けることができる。
屏風岩はほぼまっすぐに切り立っているので、道は付けられていない。橋の位置も水面からかなり高い所にある。

この他にもまだ見どころがありそうだ。機会を作って歩いてみたい。

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投稿日: 2016年1月7日 | カテゴリー: 自然 | パーマリンク コメントする.

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